油絵用パレット
パレットの材質としては木、大理石、紙、アルミなどがあります。木製は、桜材や桂材が硬くソリが出にくいので最も良く使われています。大理石はアトリエの据置型として使われ、重量があるので調色がしやすく、顔料と亜麻仁油をすり合わせて独自の色作りをするのにも便利です。
意外に知られていないパレットの秘密
パレットの作りは単純に均一な厚みの板と思われがちですが、ホルベインの専門家用パレットは細かい配慮がしてあります。つまった木目と変型の少ない朱利桜製で、使用時、体にもっとも近くなるほうを厚く遠い方を薄くテーパー(こうばい)をつけてあり、さらに丸パレットの右手前にはバランス用の重りが埋め込んであります。なるべく全体の重量バランスが指穴付近に来るように配慮してありますので、長時間制作しても疲れにくくなっています。(専門家用のみ)
パレットの型
楕円形で油絵といえばすぐ連想される形です。扇状に絵具が並ぶので、少ない筆の動きで調色できます。
雲型をした大型アトリエ用パレット。左腕の邪魔にならないように大きくえぐられているほか、使いやすいように様々な工夫がされています。
主にキャビネットや大型のスケッチ箱に合わせて作ってあります。
小型のスケッチ箱にあわせた、コンパクトなアウトドア用です。
専門家用朱利桜製パレット
ホルベインの専門家用パレットは、北海道産の朱利桜材を使用。きめの細かさ、変形の少なさ、適度な硬さと弾力など、パレットに最適な素材です。この朱利桜の板をじっくりと自然乾燥させ、割れ、傷のないものを厳選してパレットに加工しています。
左きき用パレットもあります。
大理石・ホワイトパレット
普及型・アルミ・二ツ折パレット
<カスタム>