油つぼ
油つぼには一つ口のものと二つ口のものがあります。一種類の画用液で(例えばルソルバンだけで)描く時は一つ口の油つぼ、二種類の溶き油を使う時(例えば揮発性のペトロールと、植物性油のポピー)は二つの油つぼを使います。 画用液は油つぼの半分ほど入れて使用してください。
油つぼのお手入れ
制作終了後の画用液は必ず処分し、油つぼの中や口金の周囲をペトロールやブラシクリーナーなどで拭いておきましょう。そのまま長期間放置すると酸化腐敗して絵具を汚したり、画用液が乾燥(酸化重合)して中で固まったり、油つぼのフタがとれなくなったりします。
使い終わったら
画用液の廃液は下水には流せません。台所で使用しているゴミ用のビニール袋(小)を用意し、その中に新聞紙をくしゃくしゃに入れます。それに廃液を入れ、口をしっかり閉め、可燃ごみとして捨てます。
![](https://img14.shop-pro.jp/PA01303/924/etc/knife03_prod05.jpg)
油つぼの型
ソロバン型
![ソロバン型](https://img14.shop-pro.jp/PA01303/924/etc/knife03_prod06.jpg)
少量の画用液でも使いやすい。
筒型
![筒型](https://img14.shop-pro.jp/PA01303/924/etc/knife03_prod07.jpg)
大きい筆に適しており掃除がしやすい。
平底型
![平底型](https://img14.shop-pro.jp/PA01303/924/etc/knife03_prod08.jpg)
パレット上でも安定感に優れている。
油絵用筆洗器
油絵具でよごれた筆は、ブラシクリーナーを筆洗器に入れ、布で絵具をある程度拭きとった筆をつけてよく洗浄します。 筆洗器は中間にスクリーンがあり、大きなごみはこのスクリーンを通って下へ沈降する機構になって、上層のブラシクリーナー液は常にきれいに保たれます。
油絵用筆洗器の型
円錐型
![ソロバン型](https://img14.shop-pro.jp/PA01303/924/etc/knife03_prod13.jpg)
底面が広いので安定しやすい。
円筒型
![筒型](https://img14.shop-pro.jp/PA01303/924/etc/knife03_prod14.jpg)
密閉式もあり、小型の物は野外用に最適。
バケツ型
![バケツ型](https://img14.shop-pro.jp/PA01303/924/etc/knife03_prod15.jpg)
大型サイズの筆でも楽に洗える。