ヨーロッパ産の良品質品です。板膠を粉砕したもので粉砕時の危険性がなく、溶解も容易です。
古代より絵画材料として存在し、板、布、紙などの目止め、日本画、テンペラ画、油彩画などの各種絵画の下地に使用されます。
水に常温で膨潤し、加熱して溶解します。膠は低濃度で高接着性があり、顔料の色の保証や吸収性下地に有利です。
また、低温で凝固し加温することで流動性を生じることは技法に大きな影響力を持っています。
膠は熱により強度を失うので、溶解時の加温は湯煎で60℃以下にとどめてください。
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